借金で夜逃げした人を必ず探し出す4つの方法
借金を返せず追い詰められた人は、夜逃げをしてしまうことがあります。
債権者にとっては、お金が戻ってこなくなる可能性がありますから冗談ではすまされません。
また、連帯保証人は借金の肩代わりをしなければならないので、軽い気持ちで引き受けたなら大変なことになります。
夜逃げの影響や債務者を探し出す方法について知っておきましょう。
債務者が夜逃げをすれば、連帯保証人は借金を肩代わりさせられる
債務者が夜逃げをした影響は、債権者にも連帯保証人にも及びます。
それぞれの身に起こることを見ていきましょう。
債務者が夜逃げしたらどうなる?
債権者の場合
債務者を発見できない状況が続けば、債権が時効を迎えてしまい、借金を回収できなくなる可能性があります。
時効までの期間が十分にある場合でも、債権者の居場所を特定できなければ、回収のための手続きを行えません。
連帯保証人がいるなら、そちらに借金の返済を請求することができます。
連帯保証人の場合
連帯保証人は債務者と同等の責任を持ちます。
債務者が夜逃げをすれば、債権者から借金の肩代わりを求められた時に拒否することができません。
債務者に借金を返済するための財力があったとしても、「まずは債務者を探してそちらから取り立ててくれ」と主張することさえできないのです。
債権者以上に夜逃げの影響が大きい立場だといえます。
夜逃げがわかったら、債務者を探し出すことを最優先するべき
夜逃げが発覚しても、債権者や連帯保証人が何の行動も取らなければ、債務者の逃げ得になってしまうだけです。
債権者と連帯保証人はどうすればいいのでしょうか?
債務者が夜逃げした場合の対応
債権者の場合
連帯保証人がいるなら、そちらに借金を肩代わりさせればいいだけです。
連帯保証人がいないか、何らかの理由で請求が難しい場合は、債務者を探し出す必要があります。
債権には時効がありますから、できる限り早く債権者を見つけなければなりません。
発見さえできれば、財産の差し押さえや調停の申立によって時効のカウントを止められます。
連帯保証人の場合
債務者が夜逃げをしたことを債権者が知れば、借金の肩代わりを要求されてしまいます。
拒否はできませんから、少しずつでも払っていくしかありません。
払いたくなければ、何としてでも債務者を探し出すべきです。
発見できれば返済の優先順位は債務者になりますから、財産を差し押さえるなり調停を申し立てるなりして借金を返済させましょう。
債務者の捜索方法は、住民票や簡易書留の利用、探偵などがある
債務者を探し出すためには、いろいろな方法が考えられます。
多くの方法を試せばその分だけ発見の確率は上がるので、何でも試してみるのがおすすめです。
よく使われる方法を紹介しましょう。
夜逃げした債務者を探す4つの方法
警察は、動かすことさえできれば非常に強力な存在です。
しかし、夜逃げは犯罪ではありませんから、債務者を犯罪者として追いかけることはできません。
捜索願を出したとしても、事件性や債務者の命の危険がなければ、積極的な捜索は行われないでしょう。
結局、債務者探しで警察は当てにできないのです。
債務者が住所を変更していれば、住民票や戸籍の附票には記録が残ります。
債権者は、債務者の居場所を特定するためにこれらの記録を見ることができるので、役所の窓口で開示を請求してください。
正式な借用書さえあれば、高確率で開示が認められます。
なお、債務者が住所変更をしておらず記録が残っていなくても、あきらめる必要はありません。
住所を変更しないといろいろな不都合があるので、ほとぼりが冷めたころに変更をする可能性があるのです。
1ヶ月後、半年後、1年後など、一定の時間が経過するごとに住所が変更されていないか確認してみましょう。
住民票での人探しは、こちらの記事で詳しく解説しています。
住民票で人探しをおこなう方法と3つの注意点
住所変更をしなくても、郵便局に移転届だけは提出しているケースがあります。
家族や友人と連絡を取りやすくするためでしょう。
この場合は、元の住所に簡易書留で郵便を送ると、移転先の住所が記載された状態で郵便物が戻ってきます。
最初のうちは、「この住所には誰も住んでいない」という旨が記載されて戻ってくるかもしれません。
それでも何度か送っていると、いずれは移転先が記載されるはずです。
あきらめずに送り続けてみましょう。
人探しにおいて最も頼りになるのは探偵です。
警察とは異なり、事件性がなくても行方不明者を探してくれるからです。
探偵の人探しは聞き込みが中心で、元の住所の近隣住民や、債務者がいきそうな施設の店員・職員などに徹底的な聞き込みを行ってくれます。
さらに、債務者が今どこで働いているのか、どの程度の財産があるのかといったことも調査すればわかります。
差し押さえや調停も視野に入れるなら、探偵に依頼するのがおすすめです。
まとめ - 探偵の力を借りて、一刻も早く債務者を探し出そう
債務者の捜索は時間との戦いです。
債権者は時効の問題がありますし、連帯保証人は自分の負担を減らすためにも債務者に責任を果たさせなければならないのです。
住民票や簡易書留による捜索が無理でも、早い段階で探偵に調査を依頼すれば、発見の確率は大きく上がります。
泣き寝入りせずに債務者を探し出してください。
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