【遺産の持ち逃げ】横領されたお金を取り戻すための４つの方法
両親が亡くなった時に、兄弟間で遺産相続において揉め事が発生することはままあります。
中には調停など行ってまで、なかなか解決できないケースも出てきます。
その中には、相続人の誰かが、遺産を持ち逃げしてしまうというケースが出てきます。
もし誰かが遺産を持ち逃げしてしまった場合、どのように対処をすべきでしょうか？
まずは銀行に連絡し、親の遺産を引き出した人間について調べましょう。
持ち逃げするとしたらまずは現金ですし、お金を引き落とした人間が遺産をそのまま持って逃げてしまっているはずです。
この時点でおおよその予想はつているでしょうが、本当に銀行からお金を引き落とした人間が本人と同じなのか必ず確認しましょう。
戸籍謄本などを準備して提出すれば、あなたがその人の相続人であることが証明できます。
そうすると、銀行は亡くなった人の死亡時の預金証明書や預金台帳のコピーをくれるはずです。
このような情報を準備しておけば、誰かが勝手に口座からお金を引き出した場合でも、その証明ができます。
そして今後裁判で遺産分割の調停申し立ての時に有利に進められる武器になります。
親の遺産を持ち逃げしたとしたら窃盗罪に当たります。
すぐに警察に連絡して盗難届を出しましょう。
ただし、家族のお金を盗んだ人間を警察はそれほど積極的に探しません。
刑事上は、親族間の窃盗や横領は刑を免除することになっています。
このため、警察に訴えてもなかなか動いてくれないことがあります。
また、盗んで行方をくらませた時点で既に届先の警察の管轄外に移動しています。
場合によっては国外に移動することもあります。
警察が頼りにならないなら、あとは自分で持ち逃げした相手を探し出すしかありません。
もし少額であれば勉強代として見過ごしても良いでしょうが、何千万円単位で持ち逃げしたとなれば、早め探し出さないと大変です。
なぜなら、持ち逃げした相手をみつけるまでに時間がかかると、以下のようなデメリットがあるからです。
お金を使われてしまう
お金を持ち出した人間はそれほど長い間現金をため込んではいません。
悪銭身に付かづとはよく言ったもので、人は盗んだお金は大切にせず、あっという間に使ってしまうものです。
また、どうせ運まかせに手に入れてたお金だからと無茶な投資に使い、あっという間に散財してしまう可能性も考えられます。
時間をかけるうちに遠くに逃げられてしまう
大金を盗むということは、そのお金の分だけ逃亡資金が増えたということです。
数百万円レベルなら国内からは出ないでしょうが、数千万円から1億円程になれば海外に逃げることも十分考えられます。
また、移動先は円よりも通貨の価値が低い東南アジア圏が多いでしょう。
この地域は人口も多く、なおかつ外国人も多数います。
遺産を盗んだことで国際手配がかかるこてとはまず考えられないので、探し出せる確率は極めて低いでしょう。
自分で探し出すのは難しくなる
時間が経てばたつほど、遺産を盗んで逃げたような相手を見つけだすのは困難になります。
本気で消息を断とうとする人間は、自分の周りの人間には行き先を告げずに、新しい住所地では偽名などを使って生活するからです。
また、下手をしたら免許証などのIDごと偽造する可能性もあります。
こうした人物は警察でも探し出すのが難しいので、一般人にはほぼ不可能だと思ってください。
人探しの詳しい方法については、以下のサイトで詳しく紹介しています。
【人探しの方法】自分でおこなう捜索と探偵調査のメリットデメリット
遺産を持って逃げ出した相手を確実に捕まえるなら、探偵に調査を依頼するのが最もスピーィディで確実です。
探偵は人探しの専門家であり、いなくなった人間を探し出すための様々なノウハウを持っています。
さらに、雲隠れしてしまって連絡が取れなくなった人物を探し出すことも、探偵ならば可能性は高いでしょう。
探偵の人探し調査については、こちらの記事を参考にしてください。
探偵に人探しを依頼する前の予備知識
【人探しの料金】人探しの方法別に見る費用相場を比較
人探しを得意としている探偵社
原一探偵事務所
日本国内から海外まで幅広いネットワークと調査力を持ち、警察や人探しのテレビ番組への捜査協力の実績も高い探偵事務所です。
また、弁護士とも連携をしているので持ち逃げの証拠についてのアドバイスを受けたり、持ち逃げ相手を見つけた後の流れもスムーズにおこなうことができます。
- 24時間無料相談受付
- 全国対応
- 弁護士との連携による安心のアフターフォロー
持ち逃げ相談フリーダイヤル
0120-600-728
当サイトからの申し込みでお得なクーポンGET！
当サイトから原一探偵事務所に無料相談の申し込みをして調査依頼の契約をされた場合、基本料金40,000円が半額の20,000円になります。
※申し込み時に「クーポンＩＤ『Ａ１０』」とお伝えください。
遺産を盗んだ人にもなんらかの事情があるのでしょうが、本来自分や他の親族に分配されるはずだったお金を持ち逃げするのはやはり許されるべきことではありません。
ありとあらゆる方法を使って探し出し、奪われた慰謝料を必ず取り戻しましょう。
